配信イベント

シンポジウム

未来への映画便 -Film Letter to the Future-

シンポジウム
映画祭と鑑賞教育プログラム

10月10日(日)20:00 〜 22:00★オンライン配信

協力:リュサス国際ドキュメンタリー映画祭協力プログラム
協力:アンスティチュ・フランセ日本

日本国内では、小学生を対象とした映画制作のワークショップやアニメーション映画の上映会が徐々に増えてきていますが、高校生や大学生に映画を見て考えてもらう試みはあまり多くありません。本シンポジウムでは、海外の事例を紹介しながら、その課題や工夫についてオンラインで議論します。

パネリスト
クリストフ・ポスティック(リュサス国際ドキュメンタリー映画祭共同アーティスティック・ディレクター、フランス)
アーチャイル・ヘタグリ(トビリシ国際ドキュメンタリー映画祭ディレクター、ジョージア)
イレアナ・スタンクレスク(トビリシ国際ドキュメンタリー映画祭コーディネーター、ジョージア)
諏訪敦彦(映画監督、日本)
モデレーター:土田環(本プログラム・コーディネーター)

登壇者プロフィール

クリストフ・ポスティック
(リュサス国際ドキュメンタリー映画祭共同アーティスティック・ディレクター)
外務省の専門調査員、パリのサンテ刑務所においてプログラミング・ワークショップの講師を務めた後、2002年より、リュサス国際ドキュメンタリー映画祭の共同アーティスティック・ディレクター。並行して、12年間にわたり、カザフスタン、シベリアでドキュメンタリー映画の企画ワークショップのワークショップの指導を行うほか、ドキュメンタリー映画を専門とした、フランスのサブスクリプション型VODサイト「Tënk」の編成メンバーの一員として、作品の選定に携わる。
アーチャイル・ヘタグリ
(トビリシ国際ドキュメンタリー映画祭ディレクター、ジョージア)
ジョージアのトビリシで生まれ育つ。オランダ国立映画テレビアカデミーで学び、卒業制作作品『Heritage』(2003)がロッテルダム国際映画祭で上映される。2006年にジョージアへ戻り発表したドキュメンタリー作品『Akhmeteli 4』によって、ヴィジョン・デュ・レエルで「新しい視点賞」を受賞。2011年に制作した『Noosfera』は、アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭(IDFA)をはじめとして、ヨーロッパ各地の映画祭で上映された。ドキュメンタリー映画の制作と並行して、オーフス、アムステルダム、トビリシといった場所で映画演出のワークショップを行っている。
イレアナ・スタンクレスク
(トビリシ国際ドキュメンタリー映画祭コーディネーター、ジョージア)
ルーマニアのブカレストで生まれ育つ。ドイツのポツダム=バーベルスベルク映画テレビ大学で学ぶ。初の長編ドキュメンタリー作品『Podul pesteTisa』により、2004年のアムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭で「First Appearance Award」を受賞。その後、『Akhmeteli 4』、『Satul sosetelor』(2006)の2本のドキュメンタリー映画をプロデュース。『Satul sosetelor』はIDFAのヨリス・イヴェンス賞にノミネートされたほか、最も優れたルーマニアのドキュメンタリー映画に与えられるブリティッシュ・カウンシル賞を受賞した。国際的なドキュメンタリー映画のワークショップをコーディネートし、南コーカサスでさまざまな映画関連の活動に携わるほかIDFA、MakeDoxをはじめとするヨーロッパの映画祭で審査員を務めている。
諏訪敦彦
(映画監督、東京藝術大学大学院教授)
1960年広島生まれ。1997年初長編『2/デュオ』を発表し、ロッテルダム国際映画祭NETPAC(最優秀アジア映画)賞受賞。1999年『M/OTHER』をカンヌ国際映画祭監督週間に出品し、国際批評家連盟賞を受賞。その他の主な作品に『H Story』」(2001)、『不完全なふたり』(2005、ロカルノ国際映画祭審査員特別賞)『ユキとニナ』(2009)など。2017年にジャン=ピエール・レオー主演の『ライオンは今夜死ぬ』を発表。2020年、『風の電話』が第70回ベルリン国際映画祭ジェネレーション14プラス部門で上映され、国際審査員特別賞を受賞した。現在、コロナ禍によって危機的状況のミニシアターを支援するSAVE the CINEMAのメンバーとしても活動している。

開催時刻
2021年10月10日 20:00 大阪、札幌、東京
使用言語
英語、日本語、フランス語
*日英同時通訳、日仏逐次通訳付
視聴方法
*Zoomウェビナーを使用した視聴無料のシンポジウムです。
*事前予約制。リンクから予約してください。
*定員は500名です。

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ともにある Cinema with Us 2021

トークライブセッション
時間を撮る─ 2021年における震災後

10月11日(月)20:00〜★オンライン配信

震災が個々人の生に与えるさまざまな影響を見つめ、またその時間の経過 に向き合い、撮影を続ける映像作家たち。映像を介して長く被写体と関わ りつづけるその制作の実相についてお話を聞く。

出演者
我妻和樹(『千古里の空とマドレーヌ』『10 年後のまなざし』監督)
海子揮一(『10 年後のまなざし』監督)
中村真夕(『ナオト、いまもひとりっきり2020』監督)
岩崎孝正(『ふるさとに旅する』監督)
司会:畑あゆみ(本プログラム・コーディネーター)
開催時刻
2021年10月11日 20:00 大阪、札幌、東京
使用言語
日本語、英語
*日英同時通訳付
視聴方法
*時間になりましたら、本シンポジウムが配信されます。リンク先で視聴可能になります。
*視聴するにはお名前とメールアドレスの登録が必要です。
*定員は500名です。

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オンライン・トークイベント
同じ空気を吸い、同じ時間を生きる
Sharing Air, Living Time

10月11日(月)11:00〜★オンライン配信

協力:台湾文化部、台北駐日経済文化代表処台湾文化センター、台湾映画と視聴文化センター(TFAI)

今年のアジア千波万波で上映される台湾映画2作はどちらも、ヴェトナム人の移民労働者が見えない存在とされる状況を、それぞれ対照的な方法で描いています。日本プログラムの『へんしんっ!』は自ら車椅子生活を送る監督が映画作りを通して身体の表現を発見していきます。トークイベントでは監督たちがオンラインで集い通訳を介しながら、同じ空間と社会で共生する意味をあらためて話し合います。

出演者
蘇育賢(スー・ユーシェン)(『駆け込み宿』監督)、
曾文珍(ツォン・ウェンチェン)(『異国での生活から』監督)、
石田智哉(『へんしんっ!』監督)
進行:林木材(ウッド・リン)(台湾国際ドキュメンタリー映画祭プログラム・ディレクター)
開催時刻
2021年10月11日 11:00 大阪、札幌、東京
使用言語
日本語、中国語
*日中同時通訳付、英語通訳はありません。
視聴方法
*Zoomウェビナーを使用した視聴無料のシンポジウムです。
*事前予約制。リンクから予約してください。
*定員は500名です。

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